課題

大学受験専門ACCEL.にとって初めての夏期講習。
あっという間に7月が終わり、夏期講習も中盤戦に突入しました。
こんばんは、ACCEL.(アクセル)の足立です。

 

夏期講習の序盤はなんと言っても
「学校課題」とのバランスが悩ましいところです。
私も課題が多い多いと言われていた大分舞鶴高校に通ってたので
その大変さは痛いほど良くわかります。

 

課題にじっくり時間をかけることは、高校1・2年生までは
アリかもしれません。

 

ですが、高3生にとってはどうでしょう。
その課題は200人以上に対して同じ内容のもの。
200人は全く同じような成績でしょうか?
みんな同じ志望大学・学部でしょうか?

それぞれ人によって全く違うはずですよね。
なのにその課題が受験に向けて全員にとって、今すべき最適な課題だと言い切れるでしょうか?

 

学校の先生は一人で何十人もの生徒を担当しています。
1人1人に合った課題を何パターンも考えるのは物理的に不可能です!
(私が学校に勤めていた頃、1クラス30人に対して8パターンの課題をつくったことはありますが😅)

これは仕方のない事です。学校の先生には一切非はありません。

 

Aさん「英語の課題が入試レベルの長文読解の問題でした。

   でも私は文法や構文解釈に不安があるのでその勉強に集中して、

    課題には多くの時間を割けませんでした。」

 

この判断は非常に正しいと言えます。
その理由は学校の課題がAさんの今のレベルと合っていないからです。

英語の長文問題はまず単語・熟語・文法・構文解釈といった
基礎の部分が固まっていないと時間がかかるばかりでなかなか点数に結びつきません。

長文問題を使って単語や文法の勉強も不可能ではありませんが
効率面を考慮すると考えものです。

受験生にとっては、残念ながら学校の課題が全てとは限らないのです。

 

受験生の皆さんは

「与えられた学校の課題は今自分がすべきレベルと合っているか」

「この課題はどのようにやればより点数につながるのか」

「この課題は入試のどの部分に直結しているものなのか」

ここは必ず考えるべきです。

 

レベルが合っていれば迷わず学校の課題を信じて何度も取り組むべきです。

しかしそうでない場合は
自分で勉強をどう進めるか考える必要があります。

 

志望校に合格してきた生徒たちは、確かに勉強ができたのかもしれませんが
共通しているのは「勉強をやらされていない」ということを心に留めておいてくださいね。

 

来週は7月中に課題の一回目をやりを終えた、我が母校の後輩のお話をしてみたいと思います。